• 検索結果がありません。

研究領域(6ページ) 分子研リポート2011 | 分子科学研究所

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "研究領域(6ページ) 分子研リポート2011 | 分子科学研究所"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

3-1 研究領域

理論・計算分子科学研究領域

研究目的. . 分子およびその集合体(気相,液相,固相),さらには生体分子やナノ物質など複雑系や複合系 に関する構造および機能を量子力学,統計力学,分子シミュレーションを中心とした理論・計 算分子科学の方法により解明する

理論分子科学第一研究部門

研究目的. . 分子科学の基礎となる理論的方法の開発と分子構造,電子状態,反応の理論的研究 研究課題. 1,.分子の設計と反応の理論と計算

. 2,.ナノ構造体における電子・核・電磁場ダイナミクスの理論的・数値計算的研究 . 3,.大規模量子化学計算

. 4,.擬縮重系の新規電子状態の解明とその方法論開発

理論分子科学第二研究部門

研究目的. . 分子性液体・固体の構造,物性及び非平衡過程に関する理論的研究 研究課題. 1,.溶液中の平衡・非平衡過程に関する統計力学的研究

. 2,.溶液内分子の電子状態と化学反応に関する理論的研究

. 3,.生体高分子の溶媒和構造および分子認識に関する統計力学的研究 . 4,.界面における液体の統計力学的研究

. 5,.分子性物質の電子物性における次元性と電子相関に関する理論的研究 . 6,.光誘起非線形現象,秩序形成および融解過程に関する理論的研究

計算分子科学研究部門

研究目的. . 分子および分子集合体の電子状態,物性,ダイナミクスに関する理論・計算科学的研究 研究課題. 1,.高精度電子状態理論の開発と理論精密分光・光物性科学への応用

. 2,.凝縮系のダイナミクスと多次元分光法の理論・計算科学的研究

. 3,.分子動力学シミュレーションにおける新しい手法の開発と生体系への応用

理論・計算分子科学研究部門(客員)

研究目的. 1,.分子および分子集合体の構造,電子物性,反応性に関する理論的研究 . 2,.細胞内分子ダイナミクスを理解するシミュレーションの開発

研究課題. 1,.ナノ構造体の電子物性に関する研究 . 2,.酵素と触媒の構造と反応性に関する研究 . 3,.表面と界面の関わる現象と反応に関する研究

(2)

光分子科学研究領域

研究目的. . 物質に光を照射すると,様々な興味深い性質を現したり,化学反応をおこす。様々な分子物質 の構造や性質を光で調べること,反応や物性を光で制御すること,及びそれに必要となる高度 な光源開発を目的として研究を行う

光分子科学第一研究部門

研究目的. . 主としてレーザー光源を用いた先端的分光法,顕微鏡法等を用いて,分子とその集合体の高精度・ 高精細な構造を明らかにすると同時に,新たな光機能の開拓や物質特性の光制御を目指した研 究を行う

研究課題. 1,.極めて高い空間分解能を持つ先端的分光法による,分子集団の励起ダイナミクス,微粒子系に おける励起状態と増強電場の研究

. 2,.高強度かつ高コヒーレント光による分子運動の量子状態操作法の開拓,ならびに,分子構造や 反応ダイナミックス研究への適用

光分子科学第二研究部門

研究目的. . 物質の量子論的な性質を,デザインされた光電場で詳細に観察し制御するための新しい方法論 と,それを支える高度な光源の開発を目指した研究を行う

研究課題. 1,.高度にデザインされたレーザー場を用いて,原子・分子およびその集合体の量子ダイナミクス を精密に観測・制御するための研究

光分子科学第三研究部門

研究目的. . 真空紫外光や軟X線を用いた新奇な励起分子ダイナミクスの開拓と,それに関る動的プロセス の解明および制御を目指した研究を行う

研究課題. 1,.軟X線分光による分子及び分子集合体の光化学・光物性研究 . 2,.レーザー光及び放射光を用いた光化学反応の研究

光分子科学第四研究部門(客員)

研究目的. . 比較的簡単な分子から,固体表面に吸着した分子やナノ構造体,さらに生体内分子までを広く 対象とし,高度な時間分解・空間分解分光法,極端紫外光や特殊波長レーザー等を用いた光学 測定によりそれらの性質を明らかにする

研究課題. 1,.超高強度レーザーを用いた高エネルギー密度科学 . 2,.有機薄膜や表面界面の光物性

. 3,.ナノ光リソグラフィー技術による金属ナノパターン作製技術の開発 . 4,.電子加速器を用いた大強度テラヘルツ放射光の発生とその利用研究

(3)

光源加速器開発研究部門(極端紫外光研究施設)

研究目的. . シンクロトロン光源用電子加速器に関する開発研究を行う 研究課題. 1,.先進的な光源加速器の設計開発研究

. 2,.相対論的電子ビームを用いた新しい光発生法に関する研究

電子ビーム制御研究部門(極端紫外光研究施設)

研究目的. . シンクロトロン光源・自由電子レーザーなどの高性能化のための電子ビーム制御技術の開発研 究を行う

研究課題. 1,.電子ビーム計測・制御技術に関する開発研究 . 2,.加速器におけるビーム物理学研究

. 3,.自由電子レーザーにおけるビーム物理学研究

光物性測定器開発研究部門(極端紫外光研究施設)

研究目的. . 固体の新奇物性に関わる電子状態を,新規に開発した放射光赤外・テラヘルツ分光および高分 解能三次元角度分解光電子分光により明らかにする

研究課題. 1,.放射光を用いた固体分光用の観測システムの開発 . 2,.固体物質の局在から遍歴に至る電子状態の分光研究

光化学測定器開発研究部門(極端紫外光研究施設)

研究目的. . 放射光軟X線を利用した新しい分光法の開発とそれを用いた内殻励起における多電子効果の解 明を目指した研究を行う

研究課題. 1,.放射光を用いた光化学実験用の観測システムの開発 . 2,.原子分子における多電子過程の分光研究

先端レーザー開発研究部門(分子制御レーザー開発研究センター)

研究目的. . 分子科学研究のためのテラヘルツから軟X線にいたる先端光源の開発

研究課題. 1,.マイクロチップレーザー,セラミックレーザー,高機能非線形波長変換など,マイクロ固体フォ トニクスの研究

. 2,.中赤外から真空紫外まで同時に発生する超広帯域フェムト秒パルス光源の開発 . 3,.レーザーと加速器を組み合わせた新光源開発

超高速コヒーレント制御研究部門(分子制御レーザー開発研究センター) 研究目的. . 高出力超短パルスレーザーを用いた量子制御法の開発

研究課題. 1,.振幅と位相をデザインしたレーザー場による超精密コヒーレント制御法の開発

(4)

極限精密光計測研究部門(分子制御レーザー開発研究センター)

研究目的. . 高分解能分光法やナノ領域顕微分光法による分子とその集合体の精密構造研究法の開発 研究課題. 1,.高分解能分光法による分子の精密構造解析

. 2,.ナノ領域顕微分光法による原子・分子集合体の微細光学解析

物質分子科学研究領域

研究目的. . 新 た な 現 象 や 有 用 な 機 能 の 発 見 を 目 指 し て, 新 規 分 子・ 物 質 の 開 発 や そ れ ら の 高 次 集 積 化 と, 電子・光物性,反応性,触媒能,エネルギー変換などの研究を行う

電子構造研究部門

研究目的. . 表面の物理的・化学的新機能とその機構解明

研究課題. 1,.表面科学的制御を基にした新規磁性薄膜の創製・評価と新しい磁気光学測定手法の開発 . 2,.表面を媒体とした新しい金属錯体触媒構造の創出と選択触媒反応制御

電子物性研究部門

研究目的. . 分子性固体の化学と物理 研究課題. 1,.分子性固体の磁気共鳴研究

分子機能研究部門

研究目的. . 生体分子・高分子・超分子の構造と機能

研究課題. 1,.生体分子の構造・物性解析のための固体核磁気共鳴法の開発 . 2,.二次元高分子の創製

物質分子科学研究部門(客員)

研究目的. . 物質分子科学の関連領域との交流を通して新しい先端的研究分野の開拓 研究課題. 1,.有機電荷移動錯体における電気伝導特性および磁気特性への光照射効果 . 2,.ポリラジカルのスピン整列に基づく未開拓物質分子群の創製

. 3,.自己会合型金属錯体などの超分子系が示す分子磁性

ナノ分子科学研究部門(分子スケールナノサイエンスセンター)

研究目的. . 物質変換・エネルギー変換のための新規ナノ構造体やデバイスの創製 研究課題. 1,.有機薄膜太陽電池

. 2,.プラスチックエレクトロニクスのための有機半導体の開発 . 3,.人工分子で光合成系を組み立てる

. 4,.ナノサイズのお椀と粒:「バッキーボウル」と「クラスター触媒」

(5)

ナノ計測研究部門(分子スケールナノサイエンスセンター) 研究目的. . 光や電子線を用いた新しいナノ計測手法の開発 研究課題. 1,.新しいイメージング等の分光計測法の開発

ナノ構造研究部門(分子スケールナノサイエンスセンター) 研究目的. . ナノ構造体・生体分子の物性や機能の解明 研究課題. 1,.ナノ構造物質における大規模電子状態理論計算 . 2,.分子触媒や生体分子の構造と機能

先導分子科学研究部門(客員)(分子スケールナノサイエンスセンター) 研究目的. . 生体分子の構造と機能

生命・錯体分子科学研究領域

研究目的. . 生体系が示す多種多彩な機能の発現が,どのような機構で行われているか分子レベルで解明す るための研究を行う。また,生体分子を利用した新たな分子デバイスの開発も行う。中心金属 と配位子の組み合わせで金属錯体は多彩な機能を発現する。その特色を生かしてエネルギー・ 環境問題軽減のための高効率エネルギー変換,水中での有機化合物の分子変換,無機小分子の 活性化を行う。

生体分子機能研究部門

研究目的. . アミノ酸配列から蛋白質の立体構造が形成される過程(フォールディング)の分子機構を含めて, 生物が示す多彩な機能の発現を種々の研究手法を駆使することで,その詳細な分子機構を明ら かにするとともに,金属酵素がもつ特色のある反応場を,活性中心モデル錯体から解明し,既 知の金属酵素の機能改質や人工酵素,機能性触媒などの新規物質の開発を進める

研究課題. 1,.新規な機能を有する金属タンパク質の構造機能相関解明 . 2,.In vitro の蛋白質フォールディングの熱力学と速度論

. 3,.蛋白質の細胞内フォールディングを介助する分子シャペロンの作用機構 . 4,.金属酵素による酸素分子活性化機構

. 5,.窒素循環サイクルに関わる金属酵素の分子機構

生体分子情報研究部門

研究目的. . 赤外,可視,蛍光等の分光法と表面増強効果あるいは顕微計測技術を組み合わせた新規計測法 や分光計測に適した試料調製法の開発により,細胞のエネルギー変換および情報伝達にはたら く膜タンパク質の分子機構を明らかにする

(6)

錯体触媒研究部門

研究目的. . 分子間の共同作用的相互作用に立脚した化学反応の駆動,化学反応システムの構築 研究課題. 1,.水中での疎水的相互作用による有機分子変換触媒システム構築

. 2,.分子集合挙動に基づく超分子触媒,高次構造触媒の設計と創製

錯体物性研究部門

研究目的. . 金属錯体を反応場とした化学エネルギーと電気エネルギーの相互変換と小分子の新しい反応性 の開拓

研究課題. 1,.配位子設計に基づく金属錯体の反応制御 . 2,.金属錯体による小分子の活性化

. 3,.二酸化炭素の6電子還元反応 . 4,.メタノールの6電子酸化反応 . 5,.水の4電子酸化反応

生命・錯体分子科学研究部門(客員)

研究目的. . 金属錯体の酸化還元反応を利用した分子デバイスの設計・合成と炭素資源の活用 研究課題. 1,.新規の1次元高分子錯体によるナノ分子ワイヤー合成と機能創成

. 2,.C 1 資源としての一酸化炭素および二酸化炭素還元のための分子性触媒の開発

参照

関連したドキュメント

今日のお話の本題, 「マウスの遺伝子を操作する」です。まず,外から遺伝子を入れると

(5) 子世帯 小学生以下の子ども(胎児を含む。)とその親を含む世帯員で構成され る世帯のことをいう。. (6) 親世帯

第 3 章ではアメーバ経営に関する先行研究の網羅的なレビューを行っている。レビュー の結果、先行研究を 8

研究開発活動  は  ︑企業︵企業に所属する研究所  も  含む︶だけでなく︑各種の専門研究機関や大学  等においても実施 

そこで本章では,三つの 成分系 からなる一つの孤立系 を想定し て,その構成分子と同一のものが モルだけ外部から

1、研究の目的 本研究の目的は、開発教育の主体形成の理論的構造を明らかにし、今日の日本における

は、金沢大学の大滝幸子氏をはじめとする研究グループによって開発され

は、金沢大学の大滝幸子氏をはじめとする研究グループによって開発され